こんにちは!
PCOSで子宮後屈、37歳で妊活を始めることになった 私の頭の中のブログ 管理人です(^^)/
今回は、重い腰を上げてやっと体外受精にステップアップを決めたわたしの採卵結果がどうだったのか、そのときの排卵誘発法と使った薬について、くわしく書いていきたいと思います!!
わたしと同じような体質(PCOS)を持っていて、年齢が近い方(採卵後、1週間ほどで38歳の誕生日を迎えたので、ほぼほぼ38歳で採卵した感じです)には参考にしていただける内容だと思います!
それでは早速、いってみましょう!!!(^^)/
体外受精に踏み切ったきっかけ
わたしは今年の1月から婦人科に通い始め、タイミング法とシリンジ法を併用して妊活を行っていました。
シリンジ法には精神的にも体力的にもかなり助けられました!
↑これだけで妊娠することを願ってはいたものの、わたし自身がPCOSで排卵日の予測がつきにくいこと、数か月経ってもなかなか妊娠までいたらなかったこと、しまいには生理がなかなか来なくて、薬を飲んで生理を起こすようになってしまったことから、シリンジ法とタイミング法での妊活をいったんやめて、すこしでも年齢が若いうちに(悩んでいた当時37歳)、若い卵を採卵しておいたほうがいいのではないか・・・
と思うようになり、悩みに悩んで、ドクターに体外受精希望の旨を伝えたのがきっかけです。
PCOSの人は採卵でたくさんの卵が取れても「質の良い卵」が少ないと言われていて、実際に凍結できるのは1~2個だ、とのうわさがあり、なかなか踏み切れずにいました。採卵術、痛そうだしね・・・
でも、なにごとも一度試してみないことにはわからない!!!!
という、なかばいきおいのようなものに背中を押されて、体外受精に踏み切る決意をしました!
やると決めたからには本気で取り組む・・・!それがわたし・・・!
はじめての採卵、排卵誘発法は・・・?
どの排卵誘発法で進めるべきかは、かなり迷い、そしてかなり調べました。
というのも、通っている病院ではじめに提案されたのが「ショート法」というものだったからです。
PCOS体質を持つわたしは、採卵手術後のOHSS(卵巣過剰刺激症候群)になりやすいと言われていて、できれば排卵誘発の刺激を控えめにしたかったのです。
OHSSは、ひどくなると入院が必要になったり、下手すると命にも関わる症状。
だからこそ、自分に合う排卵誘発法はなんなのか、できる限り調べつくしました。
そうしてたどり着いたのが「PPOS法」。
PPOS法は、PCOS体質の人の第一選択となる排卵誘発法と言われているそうで、トリガーとしてHCGを使用しないことでOHSSのリスクを避けられる、というもの。
病院側からPPOS法を提示されたわけではないことに注意。自分から何も言わなければ、ショート法で進められるところでした。患者側もある程度知識があったほうがいいな、と、このとき学びました。
(ちなみに、はじめに病院から提示されていた「ショート法」は、トリガーにがっつりHCGを使う予定のものでした。。。そんなんOHSSのリスク避けられないやん。。。)
ということで、ドクターに「PPOS法」での排卵誘発法を希望する旨・病院指定の黄体ホルモン剤「MPA錠(メドロキシプロゲステロン酢酸エステル錠)」が体質に合わなく下痢になるため、別の黄体ホルモン剤「デュファストン錠」を使いたいことを相談し、無事に受け入れてもらえました。
黄体ホルモンの薬はいくつかあるようで、体質に合わないなどの理由で薬の種類を変えてもらえるようです。勇気を出して伝えてよかった・・・!
そんなこんなで、無事に「PPOS法」での排卵誘発法を試してみることが決まりました。
排卵誘発 スケジュール
生理3日目に病院を受診。
内診で卵巣に異常はないか、採卵周期に入っても問題ないかを確認してもらい、GOサインが出て生理3日目より自己注射開始となりました!
PCOSのため卵は取れやすいけど、卵の質が不安なこと・卵が取れすぎても体に負担がかかりそうなこと・術後のOHSSが怖いこと、を加味して、自己注射の量もできるだけ少なめから試してみたいことをドクターに伝え、(←めちゃくちゃ意見する患者ですよね(笑))、排卵誘発の自己注射は「ゴナールエフ」を150単位で打ってみることに。
排卵誘発の薬はこんな感じでした。
採卵手術は、生理15日目の9:00から・・・!!!
いよいよ採卵手術・・・!
自己注射を続けている中で、何度か病院で内診してもらっていたところ、どうやら順調に卵たちは育っている様子。
超音波検査の時点では、9個くらいの卵が見えていました。(PCOSにしては多すぎなくてちょうどいい数・・・!)
とはいえ、10個近くの卵を手術で取ることになるので、医師からは全身麻酔を勧められました。
麻酔怖い・・・。でも、麻酔で眠っている間に手術が終わる、とのことでしぶしぶ了承し、手術の日を迎えました。
採卵結果!
37歳PCOS(まもなく38歳)初めての採卵結果はというと・・・
【採卵結果】
取れた卵・・・11個
そのうち成熟卵・・・11個
培養士さんより受精方法の確認 → ふりかけ5個、顕微授精6個で依頼
【受精結果】
顕微授精・・・6個中6個すべて受精
ふりかけ・・・5個中4個受精(ひとつは多核受精だったとのこと)
合計10個の受精卵ができた、とのこと。
え・・・・・・・!
思ってたより良い・・・・・・・。
でも、これからまだ道のりは長いので、あまり期待しすぎずに次なる結果(胚盤胞まで育つか)を待つことに。。
今回初めての採卵だったこともあり、受精方法はふりかけ法と顕微授精の両方を試すことにしました。(すべてふりかけ法でしたとき、受精率が下がったら嫌だったので)
結果、顕微のほうはすべて受精。ふりかけのほうは、1つだけ多核受精。
多核受精というのは精子が元気すぎて2個入ってしまった卵?だそうで・・・精子が元気だったということで良かったとしよう・・・(笑)
全身麻酔も思ったよりしんどくなく、(もちろん術後はすこしからだが重かったですが)その日は運転しないでね、とのことだったので仕事を休み、次の日から普通に仕事に行きました。
受精卵の凍結結果・・・!
一週間ほどあけて、病院へ。
受精卵がどこまで育ったか、いくつ凍結できたのかを確認するためです。
このときが一番緊張しました。。。
わたしが通っている病院は、初期胚移植はせず、基本は胚盤胞に育った卵を移植する、という方針の病院でした。
おまけにわたしはPCOSなので、術後はOHSSのリスクが高く新鮮胚移植はできないということで、凍結胚移植になることがあらかじめ説明されていました。
採卵手術の日にわかっている受精卵の数は10個・・・。そこから果たしていくつの卵が胚盤胞になって凍結できたのかというと、結果は・・・
【凍結結果】
胚盤胞まで到達した凍結卵・・・7個
【グレード】【培養日数】【受精方法】
①4AA Day5 ICSI(顕微授精)
②4AA Day5 ICSI
③4AA Day5 ICSI
④4AA Day5 ICSI
⑤4BC Day5 cIVF(ふりかけ)
⑥4AB Day5 cIVF
⑦4CB Day6 cIVF
一番グレードが良いと言われている5日目胚盤胞の4AAが4つも・・・!
結果、7つの胚盤胞を凍結することができました。
37歳PCOS持ちの初めての採卵結果としては、とてもいい結果なんではないでしょうか・・・!
ただ、いくらグレードが良くても、これから先もたくさんの険しい道をくぐりぬけなければいけないので心から安心はできませんが、ひとまずは採卵をしてみてよかった・・・・・・という気持ちです。
移植の保険適応回数はあと6回。
今回凍結した卵の質が良ければ、これから先は第一子出産までは採卵はしなくていいことになります。
あわよくば、第二子までこのときの7つの胚盤胞ちゃんたちのなかから生まれてきてほしいな・・・・!
初めての採卵をするまでにやっていたこと
今回、7つの胚盤胞を凍結することができました。
具体的に何が影響してこのような結果に結びついたかははっきりとわからないので、わたしがやっていたことをまとめてみたいと思います。
【生活習慣について】
- とにかく早めに寝る(22時~23時までに寝る)
- 仕事終わりにウォーキング30分(週3~4日)
これらは、採卵手術をする3か月前から始めていました。
運動する習慣がなかったので、仕事終わりのウォーキングは汗も流せて気持ちよかったです。
続けることが大事なんだろうな、と思いました。
採卵周期はウォーキングには行かず、とにかく早く寝る(22時台には必ず寝てました)ことを心掛けました。
卵ちゃんが育つのに、睡眠は絶対大事だと思ったからです。
生活習慣については、あとは特に変えていません。
【食生活について】
- 必要そうなサプリを飲む
- 食生活はあまり変えていない(普段からできるだけ無添加・オーガニックなものを選ぶようにしていたため)
- 亜麻仁油を毎朝スプーン1杯飲む
- お米を炊くときに鉄たまごを入れて鉄分摂取・塩化マグネシウムを小さじ1/2入れる
- 疲れたときは重曹クエン酸水を飲む
サプリは、結構たくさん飲んでいました。
これらは採卵周期からではなく、妊活を始めようと思ったときに調べて、自分に必要そうだと思って飲み始めたものたちなので、採卵周期に入る3か月以上前から飲んでいます。
以下、実際にわたしが飲んでいたもの・摂取していたものをご紹介します。
サプリ類
マルチビタミン・ミネラル(ネイチャーメイド)
ビタミンD3 & ビタミンK2(ナウフーズ)
ビタミンE400 (ナウフーズ)
ビタミンC500 ローズヒップ配合 (ナウフーズ)
マイタケオール(ドクターズチョイス)
※ドクターズチョイスのマイタケオールは、公式サイトから買ったほうが値段が安いです。
イノシトールパウダー(ニチガ)
サプリ類は以上です。これだけでも、結構多いし金額もまぁまぁかかりますね・・・(;´∀`)
楽天マラソンの時期や、まとめ買いでなんとかやりくりしていました。
結果、良い卵がたくさんとれたのでサプリ類は飲んでよかったです!
あと欲を言えばコエンザイムQ10も飲みたかった・・・!(ミトコンドリア活性化)
コエンザイムQ10サプリはもう少ししたら買おうと思っています。
普段の食生活について
わたしが普段から気を付けていることは、
- 安い油は使わない(特にトランス脂肪酸を絶対摂らない!)
- 調味料はちょっといいものにこだわる!
- 裏面の成分表示を見て、なるべく材料がシンプルなものを選んで買う!
- 白砂糖を摂らない!
- 小麦粉を摂らない!
- 塩にもこだわる!
- ○○ミルク類はなるべく摂らない!
など、結構細かいこだわりを持って暮らしています。(たまに疲れる(笑))
食用油のこと
油は特に、サラダ油やマーガリンは使わないし買いません。
油を使う料理のときはだいたいオーガニックのココナッツオイル。それか こめ油、ごま油、オーガニックのオリーブオイルを使います。
質の悪い油を摂ることで卵子の細胞膜が固くなり、精子が侵入できずに受精しにくくなる、という話を聞いたので。
ココナッツオイルは体に良い効果がたくさんなのに調理に使っても脂っこさがなく、何年も愛用しています。
調味料のこと
お醤油・みりん・酒・酢・味噌・・・・
あなたはどんなものを使っていますか?
わたしは、成分表示を見て原材料が少ないものを選んで買っています。
どれもスーパーで買える範囲のものですが、みりん風調味料などは絶対に選びません。
いらない添加物を避けたいからです。
それに、添加物の少ない有機のお醤油で作った料理はやっぱりおいしいです。
これを機会に、調味料を見直してみませんか?(^^)
白砂糖は摂らない
一般的に、「白い」食べ物は大事な栄養素が取り除かれた抜け殻のようなものだと言われています。
白砂糖もそうだし、白米も小麦粉もそう。
お砂糖を使うなら、黒砂糖であればミネラルも一緒に摂ることができます。
ただ、お砂糖には中毒性があるので、できるならなるべく摂らない。
特に採卵周期は、甘いものも控えるようにしていました。
調理に使うのは、こういうさとうきび100%でできた本物の「純黒糖」です。
おいしくて、からだも喜ぶ。そんなお砂糖だと思います(^^)
小麦粉は摂らない
数年前から、「小麦の悪」的なものが報じられるようになってきましたよね。
小麦粉は、食べると腸に貼りついて、消化吸収の妨げになるそう。
確かに、小麦粉に水を混ぜるとネバっとしますよね。
わたしはパンもなるべく控え、料理で小麦粉が必要な時は「米粉」で代用しています。
こちらも数年前から。
でもたまにパンが食べたくなったときは我慢せず食べていますが、普段から小麦粉を摂取していないせいか腸の調子はとてもいいです(^^)
塩にこだわる
こちらも調味料と同じような感じですが、塩も、いわゆる「塩化ナトリウム」ではなく、海から採れた自然な塩を選ぶようにしています。
最近のお気に入りはこのふたつ!
最近のお気に入りは、神宝塩!
○○ミルクはなるべく摂らない
牛乳、豆乳、アーモンドミルク・・・・
いままでは、豆乳やアーモンドミルクを「からだにいいものだ」と思っていたので毎日のようにコーヒーに入れて飲んでいました。
でも、あるときからこれらのミルクを飲むとおなかを下すようになってしまいました。
牛乳はもともと子牛のためのミルクで、人間には向かないという話を聞くし、豆乳は発酵していない大豆を使っている悪影響と混ぜ物が多いため良くないという話があること、アーモンドミルクも混ぜ物のほうが多くアーモンドの栄養はナッツからのほうが摂れるし市販でおいしいと思えるアーモンドミルクを見つけられなかったこともあり、大好きだったカフェラテを封印し、○○ミルク断ちをしました。
最近では本当にたまーに、料理で使うときのための小さいサイズのオーガニック豆乳を買うくらいです。
これらのミルクは体質によって合う・合わないがあると思うので、あくまでも「わたしの場合」、ということで聞いていただけたら(^^)
亜麻仁油を毎朝スプーン1杯飲む
亜麻仁油は、体内で作ることができない必須脂肪酸 オメガ3をたくさん含んでいます。
オメガ3を摂ることで卵子の細胞膜がやわらかくなり、より受精しやすくなる卵がつくられる、と考えられているそう。
本当は一日おおさじ1杯くらい摂取するのが理想なんですが、あるとき大さじ1杯飲んで過ごしていたところ、おなかを下してしまったことがあるため毎朝スプーン1杯、という量に落ち着きました。
亜麻仁油は酸化に弱いため開封後は冷蔵庫保管、摂取するときはできるだけ火を通さずに生のままが良いようです。
採卵できた卵11個のうち正常受精が10個あったのは、この亜麻仁油のおかげでは・・・?と思っています。
お米を炊くときに鉄たまご、塩化マグネシウムを入れる
「鉄たまご」は南部鉄器でできた、鉄分を気軽に摂取できるといわれる調理グッズです。
沸騰したお湯に5分ほど入れておくと、体に吸収されやすい二価鉄が溶け出す、というもの。
実際に鉄たまごを使うことで貧血が良くなったというクチコミもあり、妊娠と鉄分は密に関係しているという調査結果もあることからお米を炊くときに鉄たまごを入れて炊くようになりました。
鉄たまごを入れてもお米の味は変わらないのに鉄分が摂取できる、ということで、万年貧血気味のわたしでも、採卵手術後の採血結果で鉄分の数値に異常がなかったことをみると多少なりとも鉄たまごの効果は出ているんじゃないかと思います。
鉄たまごにはキティちゃん型のものや、キャラクターものも多いのでいろいろ探してみるといいかもしれません(^^)
わたしはヒモがついていてお手入れがラクそうなお魚型のこちらをゲットして愛用中です♪
それから塩化マグネシウム!
本当はお風呂の湯船に入れて入浴剤として使ったほうが、マグネシウムの体内への吸収率は上がるのですが・・・
うちはほとんどシャワー派のため、必須ミネラルで現代人のほとんどが不足しているというマグネシウムをどうにかして摂取したい!と思い、お米を炊くときにお米の味を邪魔しない程度に入れることにしています。(3号炊くときで小さじ1/2くらい)
ほかのビタミン・ミネラルの摂取がしっかりできていても、マグネシウムが足りないとそれらがうまく体の中で働かないそうです。
普段からお風呂をためる習慣のあるご家庭だったら、入浴剤としてマグネシウムを摂取するのがおすすめです(^^)
疲れたときは、重曹クエン酸水を飲む
重曹・クエン酸水ってご存知ですか?
少し前にSNSで話題になっていたんですが・・・これがからだのいろんな不調に効果があると言われているもので、市販の食用の重曹とクエン酸を水に溶かして飲む、というだけのものなんですが、わたしにはとても合っていました。
わたしはニチガのナーコライト重曹、ニチガの国産クエン酸を使っています。どちらも食用で、同じようにして飲んでいる人も多くクチコミも参考になりますよ(^^)
重曹クエン酸水は、知っておくと損はしないと思います。
わたしは重曹クエン酸水に、たまにリンゴ酢を混ぜたりして気分転換もしながら飲んでいます(^^)(リンゴ酢もPCOS改善には良いみたいです)
おわりに
とっても長くなってしまいました・・・(;´∀`)
今回は、初めての採卵結果に加えて、それまでにわたしがやっていたこと、摂取していたもの、気をつけていたことなどを、これでもかっっっ!!ってくらい詰め込みました(笑)
今回、採卵がうまくいったのはきっとこのなかのどれか、または全部が影響してできたことだと思います。
なのでみなさんのできる範囲で、参考にできそうな部分を参考にしてもらえたらうれしいです(^^)
わたしは現在、これからの移植周期に向けてからだを整えているところです。
まだまだ超えないといけない壁はたくさんあるけど、これからも前向きに、妊活、取り組んでいきたいと思います!!
めざせ妊娠!!!
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた、お会いしましょう(^^)/