50g糖負荷試験、75g糖負荷試験の対策!!【妊娠糖尿病検査】

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こんにちは!

PCOSで子宮後屈、37歳で妊活を始めることになった 私の頭の中のブログ 管理人です(^^)/

またまた久しぶりの投稿になってしまいました・・・!

そしてブログを書けなかった間に38歳になりました!

前回の記事で、「凍結胚移植からの妊娠判定をいただき現在妊娠3か月」と話していましたが、ついに、ついに臨月(妊娠10か月)を迎えました・・・!!

わたし
わたし

ここまで来るの、本当に長かった・・・。

なんなら、今は「いつ産まれてもおかしくない」と言われている妊娠37週を超えた、正期産に入っています!!!

なので、ブログを書いている途中で産気づいたらすみません。(笑)

今回の記事では、妊婦検診ですべての妊婦さんが必ず通る(はず)の妊娠糖尿病の検査、「糖負荷検査」について書いていこうと思います!

何を隠そう、50gの糖負荷試験でひっかかったのはこの私です・・・(T_T)

(逆に言うと、この糖負荷試験以外では大きなトラブルなく妊婦生活を送れていたので、今後の自分のためにも、記録として書いておこうと思います・・・。この内容がどなたかの参考になれば幸いです!!)

それでは早速、いってみましょう(^^)/

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そもそも、PCOS持ちは妊娠糖尿病になりやすい!?

いきなりビビらせるような内容なんですが・・・

多のう胞性卵巣症候群(いわゆるPCOS)の体質を持つ女性は糖代謝異常を起こしやすいため、妊娠糖尿病になりやすいと言われているそうなんです・・・!!!

確かに、これまでPCOSを改善しようとしてイノシトールパウダーを飲んだりリンゴ酢を飲んだりしていました。(どっちも糖代謝異常に関するアプローチとして)

参考①PCOSと診断されたら飲みたいサプリ!インスリン抵抗性と卵子の質向上について

参考②PCOSと診断されたら、積極的に取りたい食べ物まとめ!

それがまさか、妊婦検診にまで影響してくるとは・・・

ご自身がPCOSの自覚がある方は、妊娠糖尿病の検査は少し警戒していたほうがいいかもしれません・・・。

ちなみにわたしの通っている産院では、妊娠糖尿病の検査は妊娠24週~25週の間(妊娠7か月頃)で受けてください、とアナウンスがありました。

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50g糖負荷試験の方法

わたしの通っている産院では、50gの糖負荷試験のときは食事を抜く必要はなく、「食事は普通にしてきてください」とのことだったので、検査当日は13:00頃にお昼ご飯(少しでもからだに良さそうな焼き魚定食的な内容のメニュー。ごはんは玄米ご飯!)をしっかり食べ、午後2時からの検査に向かいました。

いつものように血圧・体重・採尿をしたのち、50gの糖が入った甘~いサイダーを一気飲みさせられます。

わたし
わたし

50gの検査って聞いてたから、「甘いサイダーって言ってもコップにちょろっとじゃないの?」と思ってたけど、実際はお祭りの時とかによく見る瓶入りサイダー並みの大きさの瓶に入った飲み物で、量は多いわ味は甘いわで飲むのが大変でした・・・

ちなみにこのときのわたしは知らなかったのですが、この甘いサイダー、一気に飲み干すんではなくちびちび飲んでもいいらしい・・・!そして一気飲みするより、ちびちび飲みのほうが血糖値を上げにくいっぽい・・・!

そんなこと考えもせず、このときのわたしは、「普段から甘いものは控えてるし、食事にも気を遣っているから大丈夫。なんならつわりであんまりがっつり食べれてないから検査に引っかかることはないだろう」と、タカをくくっていたのでした・・・。

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50g糖負荷試験の結果

思ったよりも量の多い、甘~いサイダーを飲んでから1時間後に採血をして、血糖値の値が140mg/dl以上だと後日再検査になってしまいます。

サイダーを飲んだ後、看護師さんに「1時間後の採血をするまでの間は飲食・外出はできません」との案内があり、おとなしく病院の椅子に座って待つことに。

わたし
わたし

おとなしく座って待ってたのが間違いだったのか・・・?

そして一時間後、採血して血糖値の値を確認すると、結果は・・・

血糖 172mg/dl・・・!!!!!!

わたし
わたし

あ、もうこれ一発アウトや・・・(;´∀`)

看護師さん「(血糖値)高いですね~。再検査ですね。」

わたし「・・・エッ( ゚Д゚)(呆然)」

基準140に対して172って・・・血糖値高すぎでは・・・!?

え、検査したのわたしの血であってる???別の人の血で検査したんじゃないよね???と、頭の中で軽くパニックになりながらも、次の再検査の日程を組みます。

看護師さんには「再検査はできれば早いほうがいい。明後日とかどうですか?」と言われましたが、仕事の都合で週に何回も休みを取りづらいのと再検査への対策も調べたりしたかったので、これまで通りの妊婦検診日に合わせた2週間後に再検査の予約を入れ、この日はひとまず病院を後にしました・・・。

わたし
わたし

食事にはいろいろ気を付けて過ごしていたのもあって、この検査に引っかかると思ってなかったので、かなり落ち込みました・・・。

そしてこの日から、2週間後の再検査に向けてのわたしの戦いが始まったのでした・・・!

妊娠7か月頃のわたしの食生活

そういえばなんですが、妊娠7か月頃のわたしの食生活がどういうものだったかと言えば・・・

  • つわりのときはお米が食べられなくなったので主食をじゃがいもにしていたが、徐々におさまってきたので主食を玄米ご飯に戻した(昼のみ)
  • でもまだ思うように食べられないので、主食がじゃがいものときもあった(少量・昼のみ)
  • 朝と夜はお米を食べていなかった(お米を食べるのはお昼のお弁当に少量の玄米のみ)
  • 朝食はバナナ・小松菜・ココアパウダー・ミックスナッツ・豆乳を入れたスムージーのみ
  • 脂っこいものが食べづらく、せいろを使った蒸し料理をよく作っていた(ヘルシー!)
  • 調理に使う油は基本ココナッツオイルを使っていた
  • 炭水化物はあまり摂らず、小麦粉や小麦製品も控え、甘いものもなるべく控えるようにしていた

など。

ざっとあげてみましたが、ここだけ見ているとまるで「炭水化物抜きダイエット」をしている人のような食生活になっていたことに後から気付きました。

50g糖負荷試験当日の尿検査でも、ケトン体が(+++)で出ていたこともあって、おそらくわたしの体は当時、糖をエネルギーとして使うのではなく、ケトン体をエネルギーとして使うケトジェニックダイエットをしているような状態だったのでは・・・!?と推理しています。

参考になったyoutube

ケトジェニックの考えに行きついたのは、いくつかのyoutubeを見てから。

もし、私と同じように、つわりでお米(や炭水化物)が思うように食べられていない・・・という方が居れば、この動画がとても参考になると思います。

助産師HISAKOさんのyoutube動画です!とてもわかりやすくておすすめ!
【糖尿病検査】良かれと思って検査前に●●抜きはNG!食習慣を見直して誤判定を回避!

助産師HISAKOさんのyoutube動画②!こちらはケトン体エネルギーのことを詳しく説明してくれます♪
【妊娠糖尿病⑥】12人目妊娠中・HISAKOの食事

ちなみに・・・2本目の動画で助産師HISAKOさんが紹介していたお塩はこちら!

やっぱりいい塩にはミネラルもたくさん含まれているから、血圧も上げなくて安心です。

わたし
わたし

わたしも普段から良い塩を選ぶようにしてるけど、やっぱり知ってる人は知ってるんだな~と思いました!

75g糖負荷試験へ向けての対策

では、ここからはそれらを踏まえて75g糖負荷試験に向けてわたしがやってみた対策についてお話していきたいと思います!!

対策その① 炭水化物を積極的に食べてみた

さきほどのyoutube動画や、インターネットでの体験談を読み漁っていると・・・

75g糖負荷試験をクリアした人の記事でWHOの情報が目に入ってきました。

WHOによると・・・

”検査前に長期に糖質摂取量が少ないと負荷後血糖が高値となるため、検査実施前の3日間は炭水化物を最低でも150g以上含む食事を摂ることが必要”だとされているようです。

ここで気になるのが「炭水化物150g」の正しい量について!

単純に、お米を150g食べるのとは話が違うようで・・・

試しに玄米の炭水化物量を調べてみると・・・

玄米100gあたり56.96gの炭水化物を含む と出てきました。

これが白米だった場合・・・

白米100gあたりの炭水化物量は約77g とのこと。

ということは、WHOの基準に合わせるのであれば、最低でも検査の3日前からは朝・昼・夜の3食、玄米ご飯なら100gずつ、白米なら80gくらい?ずつを食べないといけない、ということ・・・!

つわりで食べるのがしんどい時期にこの量を食べるのには苦労しましたが、やらないよりやってみる!、これでだめなら本当に妊娠糖尿病なんだ・・・!、という気持ちで、検査3日前からとは言わず検査の1週間前くらいから、毎食100gの玄米ご飯を主食にしました。

対策その② 糖代謝異常に効果があるとされる、イノシトールとマイタケを摂取する

これはPCOSの体質を持つ人へ向けてですが・・・、妊娠前に積極的に摂っていたイノシトールパウダーときのこのマイタケ。

これらはPCOSの糖代謝異常に効果があるとされているので妊娠するまでは結構摂取していました。

妊娠してからはPCOSを改善する必要がなくなったので一旦中止していたのですが、からだの糖代謝異常に少しでも効果があるなら・・・!と、検査までの2週間の間は積極的に摂取していくことに。

きのこのマイタケはスーパーで手に入りますが、イノシトールパウダーは楽天などで購入できます。

少しでも勝率を上げたい方はイノシトールパウダーもぜひチェックしてみてください!

わたしはニチガの純国産イノシトールパウダーを愛用しています!クチコミも良く、おすすめです♪

対策その③ 検査前に少しの運動をすることと、水を飲む

不妊治療で妊娠していることもあり、「赤ちゃんはおなかの中でちゃんと育ってくれるかな・・・」という不安も大きかったので、なるべく運動も控えていました。(あと、時期的に暑くてなかなか外に出られなかったのもあります)

なので結構「運動不足だなー」とは感じていたのですが、再検査をクリアした人の記事によると、検査当日の検査前に近所を少し歩いてから病院に行った、とか、甘いサイダーを飲んでから(外出OKの病院の場合は)近所を散歩した、とか書いてあったので、わたしもできることはしておきたい・・・!と思い、検査当日の朝、少し歩くことに。

あと、甘いサイダーを体内で少しでも薄めるため?(効果のほどは不明ですが・・・)検査前に水をたくさん飲む、とか、サイダーを飲んだ後に水を飲むことが許されている病院だったら水を飲んでいる人も居たりと・・・病院によっても結構違うんだなーと思いました。

わたしが通っている病院では、甘いサイダーを飲んだ後は外出禁止の絶飲食だったので、こちらも検査前に水をたくさん飲むことにしました

対策その④ 甘いサイダーはゆっくり飲む

これは50g糖負荷試験のときに知らなかったこと。

甘いジュースを一気飲みすると血糖値が爆上がりするのはなんとなくイメージできます。

それを前回の検査では考えナシに一気飲みしてしまったので、75gの再検査のときは50gのときより時間をかけて、ゆっくりちびちび飲んでみたいと思います・・・。

これで血糖値の上りかたが緩やかになってくれることを願う・・・。

対策その⑤ 採血を待つ間、可能なら少し動く

これも病院の方針によっては「動かないで!」と言われることもあるかもしれないんですが・・・

先人たちの知恵によると、甘いサイダーを飲んでから採血をするまでの時間、少しでも運動していた人のほうが再検査をクリアできているように感じたので、わたしも少し運動してみようと思っています。

ただし、私の場合採血までの間は外出禁止なので、院内を少し散策してみたり(怪しまれない程度にw)、トイレの個室の中でスクワットや足の上げ下げ、かかと落としなど、いくつかやってみようと思います。

そんなこんなでいろいろと対策を打った上で迎えた2週間後の再検査に向かいます・・・!!

75g糖負荷試験の方法

75g糖負荷試験は、50gのときとは違い、

  • 前日の21時以降は絶食
  • 検査開始まではお水のみ飲んでOK
  • 翌日8:30来院し、空腹時血糖を測る1回目の採血をする
  • その後75gの糖が入った甘いサイダーを飲む
  • サイダーを飲んでから1時間後、2回目の採血をする
  • サイダーを飲んでから2時間後、3回目の採血をする

という流れでした。

※検査が終了するまで外出は不可

再検査当日にやった対策

ここで、これまで調べたことを踏まえて私がしたことは・・・

  • 8:00頃病院に到着、検査開始時まで病院周辺を散策(運動)
  • 家を出る前にも病院に着いてからも検査開始までは水をたくさん飲む(尿検査もあったので)
  • 甘いサイダーをゆっくりちびちび飲む(前回より量も多かったので飲み干すのにたぶんトータルで5分くらいかかった)
  • 飲んだ後の採血まで、トイレの個室でスクワットや足を動かす運動をする
  • 少しだけお水も飲んだ(病院には内緒・・・w)

など、できる限りのことはやりました・・・!(ちょっとズルしたけど、これでも本当に妊娠糖尿病の人はちゃんと検査でひっかかると思ったので!)

そしてすべての採血が終わり、あとは再検査の結果を待つだけに・・・!

75g糖負荷試験の結果

75g糖負荷試験では、3回の採血結果のどれかひとつでも基準値を上回るとアウト!となります。

もし基準値を上回ってしまった場合、「妊娠糖尿病」と診断され転院を余儀なくされたり、場合によっては転院先で1週間程度の管理入院をしなければならなかったり・・・、食事制限や毎食後の血糖値を測らないといけなくなったり・・・、さらにさらに最悪の場合、自分自身でインスリン注射を打つ生活をしなければいけなくなることも・・・!(; ・`д・´)

ただでさえしんどい妊娠期間中、希望の産院で出産できないことや食事制限で食べたいものが食べられないストレス、さらに仕事をしていると転院や入院となると時間拘束が長くなるため現状難しいし、なにより薬を打ちたくない私にとって、”インスリン注射”という響きは恐ろしいものでしかありませんでした。

だからなんとしてでも再検査をクリアしたかった・・・!

ちなみに3回の採血結果の基準値は・・・

  • 空腹時血糖    92㎎/dl未満
  • 負荷後60分血糖 180㎎/dl未満
  • 負荷後120分血糖 153㎖/dl未満

となっています。

果たしてわたしの75g糖負荷試験の結果は・・・

  • 空腹時血糖    78㎎/dl 
  • 負荷後60分血糖 158㎎/dl 
  • 負荷後120分血糖 94㎖/dl 

えっ・・・!

クリア、してる・・・・・・・( ゚Д゚)!!!

そうなんです、結果、対策が功を奏したのかなんなのか、無事に75g糖負荷試験をクリアすることができました(T_T)

おわりに

いかがだったでしょうか?

今回は、ほぼ全ての妊婦さんがひっかかる可能性のある「妊娠糖尿病」の検査の乗り越え方について、PCOS持ちのわたしの場合で記事にしてみました。

この記事の内容で全部が全部当てはまるわけではなくても、知っているか知らないかで検査結果が変わるのであれば、ぜひ事前に知識としてこれらを取り入れていて欲しいと思います!(糖質制限をしている人や、炭水化物を少なめに摂っている人には特に知っていて欲しい

わたしも二人目を妊娠したあかつきには、糖負荷試験の前にこの記事を読み返そうと思っています(;´∀`)

この記事がどなたかの参考になれば幸いです(*^^)

最後までお読みいただきありがとうございました!

それではまた、お会いしましょう(^^)/

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