今のように前向きな気持ちになれなかった頃、たくさんのスピリチュアルな本を読みました。
自分は何のために生まれてきたんだろう、生きている意味ってなんなんだろう・・・。
頭で考えているだけでは何も解決しないまま、インターネットで検索してみたりもしましたが納得する答えは得られず・・・。
そんな時、図書館で偶然手に取った本が、私を救ってくれました。
その本に書いてあったのが、
「すべては現象。未熟な宇宙人は己の魂を磨くために生まれてきた」
といった内容がかわいいイラストとともに描かれた、文字数の少ないとても読みやすい本でした。
内容はうろ覚えなのですが、印象に残っているのが
「この世で起こるすべてのことは現象、まぼろし。だから気にしすぎることはない。笑っていれば幸せに」とか、
「未熟な宇宙人はこの世で人々を幸せにするために、与えることが大切だと気付いた」とか、
そんな内容が書かれていました。
３０代になり、私自身「人生」について考えることが増えたように思います。
私はこの本の考え方が結構好きで、「自分は未熟な宇宙人で、立派な魂になるため何度も何度も輪廻転生を繰り返して今世に生まれてきたのか」とか、「前世までの自分の魂のご先祖様たちが今世にこの魂を生まれ落としてまで成し遂げたかったことってなんなんだろう」とか、考えたりしています。（スピリチュアル！ｗ）
引き寄せの法則などでも書かれていることですが、自分の目指すべきところがはっきりわかると、導かれるように何もかもがスムーズに進む、と言いますよね。
私はまだ、この人生で自分が何をしたいのか定まっていないので、このありがたい仕組みを実感することは少ないですが、これまでの私の魂のご先祖様たちが遠くから見守っていてくれると思うととても心強く思います。
どんなにつらい出来事が起こったとしても、それは「現象」であり、「まぼろし」であり、「魂」を磨く出来事だ、と思えるようになってきました。
きっと、あのつらかった時期にこの本に出会えたのもなにか意味がある。
それじゃあ、私がこの世界に生まれてきた意味は。
まだ答えは見つからないけれど、きっと、今いる場所や、出会った人、この声や顔や身体で「私」として生まれてきたことにはとても意味があるように思います。
ご先祖様たちが代々磨いてきてくれたこの「魂」を、これからどこまで磨けるか。
人生をやり直したくてやり直したくて仕方なかったこの「魂」を、どれだけ輝かせられるか。
それらはすべて自分次第です。
人生、楽しんだもん勝ち！なんてよく聞きますが、本当にそう。
つらい、って思いながら生きるより、楽しい！って思える時間を過ごしたほうが幸せだし、楽しい。
だからこそ、心が喜ぶ人たちと一緒に居たいし、心から笑える時間を大切にしたい、とそう思います。
あなたの心の中はあなたにしかわかりません。つらい気持ちをどうするかも自分次第です。
できるだけ、自分の心が喜ぶ選択をしていきたいですね。
どんなことがあったとしても、ご先祖様たちが見守っていてくれるから、大丈夫です。
奇跡のようにこの世界に生まれ落ちてこれたのだから、その「魂」を、もっと磨いていきましょう。
笑うのがいい―城たいが心の詩画書集
