たいていの職場では、「誰にでもできるのにやたらと量が多い」仕事が多すぎます。
今回はその「誰にでもできる仕事」を、自分をブランディングすることによって回避していく方法を自分なりにまとめましたのでお届けしていきたいと思います。
立場が上の人にひるまない
例え相手が上司であろうと先輩であろうと、自分の立場が下だと思ってはいけません。
もちろん、世間的に見れば立場は下ですが、これはモチベーションの問題です。
人を肩書きだけで判断するのではなく、その人の人間的な部分を見るようにしてみてください。
相手の人間的な部分が見えてくると、その人のことを肩書きだけでないひとりの人間として見れるようになります。
何が好きで何が嫌いか、話しかけやすいタイミングなど、ある程度分析することで衝突は回避できます。
逆に、上司や先輩と仲良くなれば、助けてもらえることも増えます。
仲のいい同僚が増えれば、その場所で過ごしやすくなるため、働く環境も良くなっていきます。
自分の意見をはっきりと伝える
あなたは「あなた」という個性を持った一人の人間で、人はみんな違う考え方を持っています。
例えばなにか意見を求められるようなことがあれば、感じたことや「こうすればもっと良くなる」と思ったことを、伝える習慣を持ってください。
思っているだけでは伝わりません。
あなただから感じることもあるはずです。
勇気を持って、伝えてください。
その意見が通らなかったとしても、まわりの人からすると、あなたは「自分の意見をしっかり持っている人」認定されます。人の言いなりにならないという意思表示に繋がります。
人のいいところをみつけて、それを本人に伝える
人を褒めることができる人って、限られていますよね。
ある人はすごく褒めるけど、ある人は人を全く褒めなかったり。
人を褒めることができる人は最強だと思います。それはなぜかと言うと、誰しもが「認められたい」という承認欲求を持っているのにもかかわらず、褒める側の人はそれを放棄して、まず先に相手を褒めるからです。筆者個人の意見ですが、褒められる人よりも人を褒める人のほうが、心の余裕があるように感じます。
ただ、相手を過剰に褒めるのは逆効果になることもありますので、そこのさじ加減は調整する必要があります。
味方を増やす
困っているときに助けてくれる味方は、居ればいるほどいいです。万人に好かれるのは無理だとしても、ひとりだけでも、社内に自分の味方でいてくれる人を探しましょう。
そして、自分が助けてもらったら今度は相手が困っているときに恩返しをしましょう。
そうやって信頼関係を構築していけば、少しずつあなたの味方になってくれる人が増えていきます。
自分が要領よくこなせることをピックアップして相手に伝える
例えば全く同じ作業内容でも、自分だけが早く終わらせることができることって存在します。
そういう事をみつけたら、積極的にアピールしてその仕事をもらい、その他の仕事を他の人にしてもらえるよう交渉しましょう。
さいごに
立場が上の人にひるまず、自分の意見をはっきり伝えることができ、人を褒めることができて、味方も多く、その人だけが上手にこなせる仕事がある・・・
このような状態に持っていけたら、いつしかあなたはその会社の中で特別な存在になって、「あなた」にしかできない仕事のオファーを受けるようになるのではないでしょうか。
ここに書いてあることをいきなり全部達成しようとするのは難しいですが、ひとつずつ、達成できるよう、毎日を戦略的に積み重ねて、いつしかあなたが人知れず「誰にでもできる仕事」を回避できるようになることを願っています。