自信って、どうやったらつくんでしょうか?
私は数年前まで、自分に自信がなく、いつも周りの目を気にしてびくびくしながら生きていました。
自信がないから自分の意見を表立って話すことが苦手だったし、他人からの心無いひとことを重く受け止めては落ち込む日々・・・
いつかそんな日から抜け出したい、と、泣きながら眠りについた日もたくさんあります。
生きていれば、理不尽なことって本当に多いし、理不尽な人ともたくさん出会います。
つらいし、しんどいし、もういやだって思う瞬間もたくさんあります。
でも、自信がついた今、そんな未熟な自分も含めてだんだんと自分自身を愛せるようになってきました。
今は、自分の意見を気兼ねなく他人に話せるし、たまに自信がなくなったとしても、わりとすぐに復活できるようにもなりました。
きっとそれは、これまでの「自分の選択」が”間違っていない”と思えるようになったから。
人生は、選択の連続です。
何を選ぶかはあなた次第です。
その小さな選択の積み重ねが、あなた自身の未来に繋がってくるのだと思います。
ここでは、自信のなかったわたしが自信を持てるようになったきっかけだと思っている、”自分にとっての「本物」を選ぶことの大切さ”について、具体的にどんなものを選んできたのかを含めて話していきたいと思います。
無意識のうちにしてしまっていた、「安物買いの銭失い」をやめた
これまでは、モノを買う時に「どれが一番安いか」、「どれが一番コストパフォーマンスが優れているか」でモノを選ぶことが多かったように思います。
安いものはお財布には優しいけど、自分の心に栄養を与えてくれるものではありません。
例えば、自分のお気に入りしか持たないというミニマリストの方々の本をいくつか読んでいると、「ひとつのモノを買うまでにものすごい時間を要した」などと書かれていることがあります。
それは、自分にとってのお気に入りを見つけだすのにとても時間をかけているということでもあり、「自分の所有物を間に合わせで買わない」ということでもあると思います。
わたしたちはついつい、「これもいいな、これもあったら便利かな」という軽い気持ちで身の回りのモノを買ってしまうことがあります。
でも、「本物志向」を身に付けているミニマリストたちは、たとえそれがどんなにお手頃価格であろうと、自分の探している機能や見た目、使いやすさが伴っていなければ購入することはありません。
本当に本当に探し続けて、やっと「これだ!」というモノに出会えた時、初めてモノを購入しています。
わたしもこの思想に憧れて、同じように自分の探している条件にピッタリ当てはまるものしか選ばないよう心掛けています。
だから、どうしても時間はかかってしまいますが、買ってからすぐに飽きたり、「あっちのほうがよかった」と思うことはほとんどないですし、自分が気に入って買ったものだからこそ、長く大切に使っていきたいし、それを使うたびに気分が上がって、とても良い気持ちになります。
これは本当におすすめの方法です。
でも、私はダイソーやセリアなどの100円ショップも大好きなので、もちろんそういったお店での買い物もします。
ただ、そういうお店でモノを買う時は本当に吟味してから買うようになったし、安いものがすべて悪であるわけではないので、そこらへんは説明が難しいところでもあるのですが・・・
”モノの選び方”の、「自分なりの基準」が定まっていれば、何かを購入するとき、格段と選びやすくなるのかもしれません。
お財布を「本物」にしてみた
ここで、具体的にわたしが選び抜いた何かひとつをご紹介するとすれば、「お財布」です。
わたしはこれまで自分に自信のなかった頃、「自分自身の好きなもの」が定まっていなくて、機能性重視でブランドは特にこだわらずに、流行りに乗っかったものを使っていました。
前に使っていたお財布は3年ほど使い込んで、次にどんなものを買おうか迷っているとき、ふと目に入ってきたのが、シックな黒の本革のお財布でした。
人の脳って本当によくできていて、普段から自分が興味を持っているものだとそのアンテナがすごく良く反応してくれます。
その日はお財布を買い替える気は全くなかったのに、たまたま目に入ったイルビゾンテの革財布から目が離せなくなり、ショップの店員さんに話しかけたのでした。
イルビゾンテは、上質な革を使っていて使えば使うほどに持ち主の”味”がでてくる、まさに「本物」というべき上質なブランドです。
ミニマリスト的思考でいけば、本来ならばたいしてブランドにこだわる必要はありません。
でも、私自身がイルビゾンテというブランドに対する良いイメージがあったのと、イルビゾンテ製品を一度使ってみたい・使い込んで革の経年変化の具合を楽しんでみたい、と思ったので、どこかひとめぼれに近い感覚でこのお財布に出会ったのでした。
ひとことにお財布と言っても、その種類はさまざま。
自分が何を重視するか、どんな機能があってほしいか、カード収納の枚数、カラーなど、本当に選び抜きました。
もし買うのを迷っている方が居れば、実際に店舗に行って実物を見てから買うのが一番いいです。
そしてネットで買うのが買い方としては一番安いかな?
私は、一か月ほど悩みに悩んだ挙句、ブラックの長財布とシルバーのコインケースをゲットしました。
ブラックの長財布はセールで3万円、シルバーのコインケースは1万5千円程度だったので、4万5千円程度の出費になりましたが、どちらもすごくお気に入りなので、見るたびに使うたびに気分が上がります。
これから使い続けて、革が柔らかくなっていく様子だったり、表面に味が出てくる様子をじっくりと楽しみたいと思います。
イルビゾンテの財布を使うようになって、自分の中で「ちゃんと”本物”を選ぶことができた」、という自信のようなものが芽生えました。
流行に左右されない「本物」を持てる喜びのようなものを、日々、感じています。
なんとなくですが、もっと有名で流行に左右されるようなブランドの合皮の財布ではなく、”いつの時代も変わることなく「本物」であり続ける”というある種の自己主張をしているような本革の財布を使っている自分が、なんだかとても大人である気がして、素敵だな、と感じるようになったのです。
これは、今まで「見た目と機能性」だけで選んでいた財布のときには抱かなかった感情でした。
自分にとっての「本物」を意識して選ぶようにするだけで、心の持ちようがこんなにも変わることを私自身びっくりしています。
心をゆさぶられる「本物」を応援すること
私は10年来の三浦大知ファンでもあります。
いまでは確固たる知名度を誇る三浦大知ですが、私がファンになった10年ほど前は、今ほどテレビの露出も本当に少なく、ライブがあっても小さなライブハウスで行われていたりして、チケットも今よりも本当に手に入りやすい状況でした。
当時はなぜ人気が出ないのか不思議でなりませんでしたが、自分にとっての「本物」だという認識は昔から変わらなかったので、当時から今までずっと応援してきました。
彼の魅力も、表面的な部分ではないところにあります。
日本では、見た目のルックスやスタイルなどで人気が分かれることが多いですが、三浦大知は顔がイケメンでないにもかかわらず、今ではダンス&ボーカリストの第一人者として抜群の知名度を誇ります。
長らくファンを続けてきたわたしから見ると、彼の人間性には本当に尊敬の念を抱いてしまいます。
芸能界でも彼のファンは多いと聞きますし、この先もその輪は広がっていくと思います。
参考までに、三浦大知の最新曲をひとつご紹介しますね。彼はダンスと歌だけではなく、音楽のセンスも素晴らしいので、ぜひ一度触れてほしいです。いやぁ、この曲、本当に好きだ。
※この映像は新曲発表の視聴会の映像なので本人は歌ってないです。
推しについてなら何時間でも話せるのですが、三浦大知の話はこのくらいにしておいて、ここからは「本物」を応援することの楽しさについて話したいと思います。
自分にとっての「推し」なら、誰でもいいと思います。それが自分にとって「本物」だと感じるなら尚更いい。
例えば私なら、現在進行形でTHE FIRSTのオーディションメンバーである渡邉翔太くんを推していますし、ほかにも、シティポップ界隈で名を馳せているSIRUP(シラップ)も推しのひとりです。
SKI-HI主催のオーディション企画、THE FIRSTの渡邉翔太くん紹介記事はコチラ→ 【THE FIRST】渡邉翔太がかっこいい【SKY-HI男性ボーカルグループ発掘オーディション】【nabepotato】
ジャンルは様々ですが、これらは自分の感性が反応して好きになった人たち。
「推し」が世の中で認められれば認められるほど、自分の感性が広く世間に認められたような気持になります。(とらえ方がちょっと大げさかもしれませんがw)
だから、「推し」がいるのはいいことだし、彼らが活躍している姿を見ることで落ち込んでいるときも元気をもらえる。
「推し」って、本当に、尊い存在です。
SIRUPはラップと歌を自由に行き来するボーカルスタイルと、そして自身のルーツであるネオソウルやR&BにゴスペルとHIPHOPを融合した、ジャンルにとらわれず洗練されたサウンドで誰もがFEEL GOODとなれる音楽を発信しています。
CD音源ももちろんいいけど、こんな風にライブでのほうがその素晴らしさが存分に味わえるのでおすすめ。
素晴らしい音楽に出会うと、毎日気分が良くなるし、そんな素敵なアーティストを好きになった自分のことを誇らしく思えてきます。
あなたも、自分の「好き」を追求してみてください。きっと、何か道が開けるはず。
「上質」とは何かを考えるようになった
30代に入ってから、今まで気にも留めていなかったようなモノに対して「上質」を求めるようになりました。
それは、食事に対する意識だったり、身に付けるものへの意識です。
今まではあまり深く考えていませんでしたが、普段から使う調味料や、直接肌に触れるもの、添加物の危険性についても、考えるようになりました。
できることなら、いつまでも健康で美しくありたい。そんな思いもあり、日常生活の中でできる様々なことを改善していっています。
例えば、料理に使う塩。
人工的に作られた「塩化ナトリウム」を使うのではなく、身体が喜ぶ塩を選ぶことを心掛けています。酵素塩【これを使うだけで料理の腕が上がる気がする私のおすすめの逸品】【波動法製造株式会社】
お肌に近いタンパク質でできているというシルクの製品をここ最近集めているのも、「上質」を求めるがゆえのこと。
現在はシルクの枕カバーや、シルクの下着を揃えたり、冬場にシルクの腹巻きで冷えの対策をしたりしています。
シルクは素材自体が「上質」なだけあって、身に付けている間も気分を上げてくれます。
何より、化学製品を使っていた頃に比べてお肌にかゆみというか違和感を感じなくなったことが大きいです。シルク製品はお手頃価格ではないですが、少しずつ揃えていきたいと思っています。
おわりに
いかがだったでしょうか?
自信をつけることって、もしかしたら小さなことの積み重ねの中にヒントがあるのかもしれません。
わたしは、こうやって少しずつ自信を取り戻していきました。
自分にとっての「本物」を選び続けることがきっかけとなり、いつの日か、あなたが自信を取り戻せる日が来ることを願っています。